東海大(首都大学1位)が、上武大(関甲新学生1位)に大勝し、5年ぶり2度目の優勝を飾った。中日育成ドラフト6位の1番渡辺勝外野手(4年=東海大相模)が3安打1打点、日本ハム7位の吉田侑樹投手(4年=東海大仰星)は、5回途中2安打1失点で優勝に貢献。最優秀選手賞は、森下翔平内野手(3年=東海大相模)が獲得した。両校が出場する明治神宮大会(13日開幕、神宮)、「大学の部」の組み合わせが確定した。

 東海大は1回、1番渡辺の二塁打でチャンスをつくり先制すると、4回までに10点を奪い、試合を決めた。1本足打法から3安打1打点をマークした渡辺は「初回に先制できて、流れを持ってこられた」と喜んだ。先発の187センチ右腕、吉田は1失点で中継ぎ陣につなぎ「試合はつくれました。日本一を目指し1試合1試合戦いたい」。83年以来となる明治神宮大会優勝を目指し、5年ぶりの本大会に臨む。