広島戸田隆矢投手(22)が8日、秋季キャンプが行われている宮崎・日南市内のホテルで契約更改交渉に臨み、410万円増の年俸1970万円でサインした。

 今季は34試合に登板し、3勝3敗、防御率3・63をマーク。先発、ロングリリーフ、ワンポイントなど幅広くこなした。「課題はコントロール。ブルペンでもキャッチボールでも意識してやっています。来年、もっと成績を残さないといけない。先発への思いはもちろんあります」と話した。

 また、7試合の登板に終わった2年目の九里亜蓮投手(24)は40万円ダウンの年俸1560万円でサインし「開幕ローテーションに勝ち残れるようにしたい。真っすぐの質にこだわる」とコメント。

 鈴木誠也内野手(21)は800万円増の1700万円で、堂林翔太内野手(24)は170万円ダウンの1830万円でサインした。中東直己外野手(34)は広島・廿日市市内の大野練習場で更改し、100万円ダウンの1300万円でサインした。(金額は推定)