中日ドラフト1位の東海大相模・小笠原慎之介投手(18)が来春キャンプで1軍スタートすることが濃厚になった。29日、谷繁元信監督(44)が「先発として期待している。甲子園の映像を見たらあそこまで投げられる投手はなかなかいない」と即戦力に近い扱いで迎え入れる考えを明かした。

 今年の春は力量把握を目的に新戦力はほぼ全員、1軍スタートさせた。だが来年は今年と違い、1月時点の「1軍戦力」は北谷から。それ以外を2軍読谷に振り分ける方針。正式には1月のスタッフ会議で決める。監督は飛躍を期待する先発陣について小熊、野村、伊藤、鈴木に続いて黄金ルーキーの名前を挙げ「もちろん可能性はある」と先発入りの可能性にも言及した。