ドラフト会議で指名されたロッテの新人9選手が3日、埼玉・浦和の2軍施設と菓子工場を見学した。

 工場では、約1時間かけてコアラのマーチとパイの実の生産過程を見て回った。「好きなお菓子はパイの実」というドラフト1位の仙台育英・平沢大河内野手(17)は「大好きなパイの実の製造過程を見ることができて楽しかったです。パイの実は1つが64層で成り立っていると聞いてビックリしましたし、奥が深いなと思いました。工場で働く皆様から『ロッテグループの一員として応援している』と言っていただけてうれしかったです。いろいろな人のためにも頑張ろうと思いました」と大喜び。

 同3位の秋田商・成田翔投手(17)は「お菓子の作る過程を見られたのは、とても興味深くおもしろかったです。とても丁寧な作業の中で作られているのを見て、自分も練習の時からひとつひとつ丁寧に頑張ろうとあらためて思いました」。

 同5位の専大松戸・原嵩投手(17)は「お菓子工場の見学は初めてでおもしろかったです。工場の方々からもエールをいただいて、あらためて頑張らないといけないと思いました」と話し、決意を新たにしていた。