覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された清原和博容疑者(48)と巨人時代に同僚だった元プロ野球選手野村貴仁氏(47)が、清原容疑者が現役時代の1998年(平10)時点で覚せい剤を使用していたと証言した。10日、高知市内の自宅で日刊スポーツの取材に応じたもの。

 -清原容疑者と連絡は

 野村氏 04年の中頃から、普通に電話をしても向こうが出なくなった。最後は07年春頃かな。けんか別れをしても先輩は先輩。けんか別れというか、向こうが一方的にだけどな。僕も(清原容疑者が逮捕されて)残念なのは残念。野球界に対しても影響力が大きい。スーパースターなので、子どもに対する影響力もある。立場を考えたら(周囲を)裏切ったことになる。

 -情報収集手段は

 野村氏 (自宅に)テレビもないし、新聞も読まない。1台パソコンがあるから、それで。ニュースは毎日見るわけではない。(清原容疑者に対し)周りは「立ち直って」と言っているが、何を立ち直るんや。(覚せい剤を)やめることか? 野球界は無理。芸能界にも出られない。

 -現在の生活は

 野村氏 ヒゲはそるのが面倒だから伸ばしているだけ。ハサミで切って、そこから整えないといけないけれど、バリカンが壊れていて。(仕事は)ぼちぼちやろうと思っている。