ロッテの林信平球団本部長は7日、東京都内で行われた12球団代表者らによる実行委員会の前に、ヤマイコ・ナバーロ内野手が実弾を所持したとして銃刀法違反容疑で逮捕された事件について「球界の信頼を失うような事態を招いてしまい、大変申し訳ない」と謝罪した。

 熊崎勝彦コミッショナーは「日本の銃器などに対する処罰法規は各国と違う面がある。日本の実情を事前に説明して、周知徹底をしてほしい」と各球団に求めた。

 ロッテはナバーロに対し、3月中の全試合に加え、パ・リーグとイースタン・リーグの公式戦開幕からそれぞれ4週間の出場停止の処分を科している。林本部長によると、ナバーロは8日から練習に参加する。チームが遠征に出る18日以降については未定。