巨人高橋由伸監督(40)が14日、野球賭博問題など一連の騒動について謝罪した。

 横浜市内で開催された「セ・リーグ ファンミーティング2016」に出席。イベント後、この日に一部の報道から明らかになった自チームの公式戦の勝敗に絡んだ金銭のやりとりについて質問されると「私も詳しい(報道)内容は知らないですが、いろんな話が出るのは残念。開幕前に暗いニュースばかり、うちのチームで出てしまって、本当に申し訳ないという言葉しかないです。ユニホームを着ている我々は、野球をしっかりやるしかない。しっかり野球をやって信頼を回復していくしかない。ファンの方々の期待に応えられるプレーをしたいです」と語った。

 巨人は昨秋の福田聡志(32)笠原将生(25)松本竜也(22)の元3投手に加え、8日に高木京介投手(26)の野球賭博問題も発覚していた。

 ファンミーティングでは、他のセ5球団の監督と同様、ファンの拍手で壇上に迎えられた。「ビジターでどう勝っていくかが課題。チームとしても良いスタートを切りたいし、私自身もいいスタートを切れればと思います」と意気込んだ。