覚せい剤取締法違反（所持、使用）罪で起訴された後、保釈された清原和博被告（４８）は入院から４日目も目立った動きを見せなかった。２０日午後４時ごろ、同被告が入院する千葉県松戸市内の病院の部屋のカーテンが揺れ、報道陣が次々とシャッターを切ったが、本人は姿を現さなかった。

　午後６時すぎ、報道陣に思いがけない差し入れが届いた。男性２人が黒のワンボックスカーで現れ、焼き肉弁当３０個を報道陣に届けた。２人は、同被告が通っていた焼き肉店の者だとし、「清原さんの親しい人物から頼まれた」と説明。弁当は温かい状態で白米の上に、カルビ、ナムル、キムチがのっていた。店名や値段は明かさず、「温かいうちに食べてくださいね」と言い残して立ち去った。