プロ注目右腕の明大・柳裕也投手(4年=横浜)が、5回1安打9奪三振無失点で東大を退けた。

 序盤は制球に苦しみ、2回までに3四死球。その後は140キロ台前半の直球とカーブで緩急をつけて立ち直り、4回まで無安打に抑えた。5回に三塁打を浴びるも得点を許さず、今季2勝目を挙げた。

 東大への勝ち点献上を阻止したエース兼主将は「絶対に負けられなかった。序盤は考えすぎたというか、気負いすぎて自分を苦しめた。変化球が良かったので三振を取れた」と話した。