今秋ドラフトの目玉で最速156キロ右腕の創価大・田中正義投手(4年=創価)が、右肩関節の炎症で今春のリーグ戦登板が絶望的となった。

 30日の東京国際大戦には登板せず、試合後に岸雅司監督(60)が「(2回で降板した23日の共栄大戦から)右肩の違和感があった。自分の中では、どんな状態になっても投げさせるつもりはない」と明かした。

 2月上旬に右肩の疲労を訴え、3月の侍ジャパン招集が見送られた田中は「違和感が抜けなかった。2月から引きずっている感じ」と話した。

 23日の共栄大戦は右手中指の爪が割れた影響もあり、2回無失点で緊急降板していた。