明大が立大との直接対決を2勝1敗で制し、完全優勝で14年秋以来3季ぶり、38度目の戴冠を飾った。

 先発したドラフト上位候補、柳裕也投手(4年=横浜)が7回8安打1失点に粘投。同点の7回2死一、二塁で柳の代打として打席に立った宮崎新内野手(3年=履正社)が中堅の前にポトリと落ちる適時打を放って勝ち越した。

 リーグ最多の6勝を挙げ、エース兼主将の役割を果たした柳は「相手の田村くんも3連投で、自分もエースとして負けられないと思った。いたらないキャプテンかもしれないけど、このチームで優勝できてうれしいです」と笑顔だった。

 明大は、6月6日から始まる全日本大学野球選手権(神宮ほか)に出場する。