都市対抗野球の南関東第2代表決定戦が5日、さいたま市内で行われ、元ロッテで新日鉄住金かずさマジック・渡辺俊介投手兼任コーチ(39)が好救援し延長13回サヨナラ勝ちで、2年ぶり11回目の本大会出場を決めた。

 7-8の8回にマウンドへ上がると9回裏に味方が同点に追い付いた。JFE東日本を相手に4安打無四球無失点の好投で、自身としては00年以来の都市対抗出場をたぐり寄せた。「16年前、ベテランがカバーしてくれて都市対抗に出られた。だから、今日は僕がカバーしてやろうと思った」と意地を見せた。