3年目の楽天内田靖人内野手(21)が、猛アピールに成功した。

 この日に1軍昇格を果たし、ヤクルト戦に「7番三塁」で出場。0-1の5回無死一塁から好機を広げる二塁打を右前に放つと、2-1の6回2死一、三塁からヤクルト成瀬の初球を捉え、右前にプロ初の適時打。「チームに貢献できるバッティングができて最高です!」と、満面の笑みを浮かべた。

 14年9月18日以来となる1軍の試合で、3打数2安打1打点。いきなり結果を出した内田に梨田監督は、「思い切りのよさが出た。(そういう姿勢が)チームには大事」と、積極的な打撃を評価。内田は「一打席、一打席が大切。3年目なので結果を出していかないといけない」と、気を引き締めた。