ロッテ涌井秀章投手(30)が完投で7勝目を挙げた。

 8回までは2失点に抑えていたが、志願して登板した9回に5安打を浴び、4点を失った。7点リードが3点差まで縮まったが、最後は柳田を遊ゴロ。12安打6失点(自責4)だった。

 降板後は「最後はもたもたしてしまったけど、チームに勝ちを付けられたのは良かった」と話した。

 伊東監督は「粘りながら、1人でいってくれた」と、完投をねぎらっていた。首位ソフトバンクとの変則3連戦初戦を取り、ゲーム差は6・5に縮まった。