◆広島11連勝、黒田6勝目 ヤクルトは自力V消滅

<広島8-1ヤクルト>◇29日◇マツダスタジアム

 ヤクルトは2回に山田の26号ソロで先取点。しかし3回途中に先発原樹が負傷降板。すると広島打線が猛攻で一挙4得点し逆転。

 広島は6回に満塁から黒田が走者一掃の3点適時二塁打を放ち追加点。ヤクルトは4回から6回まで無安打無得点に終わる。

 広島が11連勝で貯金を今季最多の16に伸ばした。先発黒田は6勝目、日米通算200勝にあと1勝。ヤクルトは自力優勝が消滅。

◆巨人が逆転勝利、7回に村田が決勝押し出し四球

<巨人3-2中日>◇29日◇東京ドーム

 中日は2回1死二、三塁から、桂とバルデスの連続適時打で2点を先制。巨人は3回、実松の1号ソロで1点を返した。

 中日は5回2死満塁でバルデスが凡退。巨人はその裏の2死一、二塁で、阿部が適時二塁打を放って同点に追いついた。

 巨人は7回2死満塁から、村田が押し出し四球を選び、決勝点を挙げた。対中日戦の東京ドームでの連敗を4で止めた。

◆ソフトバンク今宮10回サヨナラ打、ロッテ西野5敗

<ソフトバンク7-6ロッテ>◇29日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンク千賀は3回まで2安打無失点に抑えた。ロッテ関谷は2、3回にいずれも得点圏に走者を許したが、先制は許さず。

 ロッテは4回にナバーロの8号2ランで先制。5回にはデスパイネの14号2ランで追加。ソフトバンク千賀は6回4失点で降板。

 ソフトバンクが8回裏に内川の適時打などで一気に5点差を追いついた。9回は1死満塁のサヨナラ機を生かせず、延長戦に突入。

 ソフトバンクは延長10回2死から本多が右前打で出塁。続く今宮は左中間を破サヨナラ二塁打を放った。森が3勝目。

◆日本ハム田中賢V打で7連勝、西武は4度目の4連敗

<日本ハム5-3西武>◇29日◇札幌ドーム

 西武は2回、1死一、二塁の好機も、渡辺が併殺打に倒れて無得点。日本ハムはその裏、2死満塁から岡が右前へ先制2点適時打。

 西武は4回1死二、三塁の好機に、栗山が中前へ同点の2点適時打を放った。日本ハムは5回2死三塁とするが、陽岱鋼が三振。

 日本ハムは7回、田中賢が2死満塁から決勝の3点適時三塁打を放って今季初の7連勝。西武は今季4度目の4連敗となった。

◆楽天小刻み継投で逃げ切り、釜田4勝 松井裕16S

<オリックス3-5楽天>◇29日◇沖縄セルラー那覇

 楽天が先制した。1回、1死満塁から銀次、内田の連打で3点を挙げた。オリックスは3回、西野の二ゴロの間に1点をかえした。

 オリックスは4回、若月の適時打と押し出し四球で追いついた。楽天は6回、内田が左越えに2号ソロを放ち、勝ち越した。

 楽天は7回以降4人の投手でつなぎ逃げ切り。釜田が今季4勝目を挙げ、松井裕が16セーブ目を挙げた。

阪神-DeNAは降雨中止。