元AKB48の倉持明日香(26)が7日、日刊スポーツ東北総局に訪れBSスカパー! で放送される「プロ野球セットpresents球場さんぽ」(30、31日、午前9時半から)のPRを行った。

 プロ野球を生で観戦したことのない初心者から熱心なファンまで、幅広い層に本拠地の魅力を紹介する同番組。16年2月6日に「スカパー! プロ野球PRアンバサダー」に就任した倉持は「仙台には何度も来ていたんですけど、コボスタ宮城に来たのは初めてなんです!」とうれしそうに話す。従来の球場紹介ではなく、まずは仙台駅からコボスタ宮城までの道のりを歩くさんぽ形式で周辺の魅力を紹介。選手も訪れる名物食堂の「桃山食堂」など地元ならではのスポットも取り上げる。

 念願だったコボスタ宮城の観覧車にも乗車。「16年の目標だったんですけど、かないました。野球場を見下ろす景色は見たことがなかったので、すごかった」と笑みがこぼれる。各球場を回っているが、コボスタ宮城で1番の見どころはシートの細やかな区分けと分析。「外野席(左翼側)でグラウンドよりも低いところ見られるのがすごい。選手より下から、広がるように見られるんですよ? 選手の大きさや、あの近さ。あの目線で、迫力を感じます!」と興奮気味だ。

 ゲストには宮城・塩釜市出身のミュージシャン大友康平、野球解説者の山村宏樹氏が参加。大友の豊富過ぎる高校野球の知識に「ウィキペディアより詳しかった。カメラが止まっていてもお話ししてくださって、地元愛にあふれていました」と3人のディープなトークも見どころだ。あまりに話しが面白すぎたため、放送時間の拡大も調整中だという。

 倉持の父明氏(63)はロッテなどで活躍した人気投手。ロッテのフランチャイズだった当時の宮城球場で登板を重ねていた。今回のロケ前に親子で会話をしたとし、「懐かしいと言っていました。50試合くらい投げたらしいです。コボスタの中に宮城球場の跡というか鉄格子のようなものがあるのですが、それを写真に撮りました。お父さんとの話のネタになりました」と親子2代で仙台との縁もかみしめていた。

 30日は札幌ドーム編、31日にはコボスタ宮城編が放送される予定。野球ファンでも、そうでなくても楽しめる内容に「1人でも多く球場に足を運んでもらえるように、プロ野球の新しい一面を知っていただけたら」とPRした。