広島黒田博樹投手(41)が23日、今季7勝目を挙げ日米通算200勝を達成した。阪神相手に7回を投げ被安打5、無失点。今季最多の9三振を奪った。打線も初回に3点を挙げるなど大量7点を援護した。6月29日に199勝目を挙げた後、2度足踏みも三度目の正直で大台に到達した。

 試合後は「まさかこういう日を迎えられるとは思ってなかったのでうれしい。そこまで勝ったのかな、という気持ち。日本でも海外でも、数多くのサポートがあったからここまで勝てた」と海を渡り、広島に復帰を経ての偉業を振り返った。

  200勝は国内では過去24人が達成。日米通算での達成は近鉄と米大リーグのドジャースなどで活躍した野茂英雄に次いで、日本人選手2人目。