【セ・リーグ】

◆広島ジョンソン13勝でM12、DeNA井納10敗

<広島8-2DeNA>◇30日◇マツダスタジアム

 広島は2回に松山が8号2ランを放ち先制。3回1死満塁は併殺で好機を逃す。DeNAは3回までジョンソンから3安打も無得点。

 DeNAは4回に梶谷の適時打で1点をかえした。広島は5回に追加点を奪うも、6回に筒香のソロで再び1点差に迫られた。

 7回に打者一巡の猛攻で5点を奪った広島が勝利し、マジックを一つ減らし12とした。ジョンソンはリーグ単独トップの13勝目。DeNA井納は10敗目。

◆巨人菅野8勝、沢村34S ヤクルト連勝ストップ

<巨人5-2ヤクルト>◇30日◇福井

 巨人は初回に坂本の犠飛で先制。ヤクルトは3回に山田の2点適時打で追いついたが、巨人はその裏に村田の2点適時打で勝ち越し。

 巨人は5回に坂本の適時打で5点目を入れた。序盤は球数の多かった菅野も4回から5者連続三振を奪い、調子を上げた。

 巨人は菅野からマシソン、沢村とつなぐ継投で逃げ切った。菅野が8勝目、沢村が34セーブ目。ヤクルトは連勝が5で止まった。

◆中日バルデス6勝目 阪神藤浪は自己ワースト10敗

<中日9-3阪神>◇30日◇ナゴヤドーム

 中日は1回に杉山のプロ初の満塁本塁打など打者13人で8安打7点を奪った。阪神の先発藤浪は1回KOとなった。

 阪神は4回に大和の適時打で1点を返し4点差にした。中日は5回2死二塁の好機も、代打近藤が空振り三振で追加点ならず。

 中日は7回にダメ押しの2点を入れ連勝。先発バルデスは今季6勝目を挙げた。阪神藤浪は自己ワースト10敗目を喫した。

【パ・リーグ】

◆ソフトバンク柳田V打で堅首!武田12勝、岸7敗

<西武3-6ソフトバンク>◇30日◇西武プリンスドーム

 西武は2回2死二塁から栗山の左中間二塁打で先制。ソフトバンクは3回、押し出し四球と松田の2点適時打で3点を奪い逆転。

 西武は4回1死三塁から森の二ゴロで1点を返す。6回は2死一塁から森の二安が右翼線を転々とし同点に追い付いた。

 ソフトバンクは7回1死三塁から柳田の左前打で勝ち越し。さらに長谷川の8号2ランで岸をKOし首位を守った。ソフトバンク武田は12勝目。西武岸は7敗目。

◆楽天菊池が今季初勝利、日本ハム連敗…バース8敗目

<日本ハム2-9楽天>◇30日◇東京ドーム

 楽天は1回に島内の6号先頭打者本塁打などで3点を先制。日本ハムは3回に近藤の2号、中田の20号と2本のソロで反撃した。

 楽天は5回に島内の7号2ランなど5安打を集中して一挙6点の猛攻。先発菊池は6回まで要所を締め、2失点でしのいだ。

 楽天は7回以降は継投策で逃げ切りに成功。菊池は今季初勝利。日本ハムは中盤までの大量失点が響き連敗を喫した。先発バースは8敗目。

◆オリックス西8勝目、継投でロッテ反撃封じる

<ロッテ4-6オリックス>◇30日◇QVCマリン

 ロッテは2回、根元と細谷の連続適時打で2点を奪った。同点に追いつかれた3回には、角中の中前適時打で突き放した。

 オリックスは4回、T-岡田の18号ソロで同点。6回、吉田正の4号ソロなどで3点を奪い、リードを広げた。

 ロッテは7回、2死満塁と攻めたが、オリックスが継投でしのぎ無失点。そのままオリックスが勝ち、先発西は8勝目を挙げた。