西武が今季最多の19安打で最多タイの14点を奪い大勝した。

 浅村、中村、森の大阪桐蔭トリオに加え、山川にプロ初の満塁弾が飛び出すなど、計5本塁打の1発攻勢で楽天を圧倒。投げてはドラフト1位の多和田が9回1失点の好投をみせた。

 投打がかみ合っての快勝に、田辺徳雄監督(50)は「打線はひと回り目まで嫌な雰囲気が漂ったけど、2回り目から(楽天塩見を)捉えて、(4回に)一気に6点取ったのが大きかった。中村が打つことで、打線も活発になる。攻撃は言うことないでしょう」と振り返った。