広島丸佳浩外野手(27)が「リプレー検証弾」で初の20号の大台に乗せた。

 8回1死一塁、フルカウントから外角高めを左翼方向へ。中日の左翼工藤はジャンプして捕球を試みた。同時に、左翼席の観客がグラブを差し出して捕球。判定は本塁打となったが、工藤のグラブと接触した模様で、審判団は妨害がなかったかのリプレー検証に入った。

 約10分の検証の末、責任審判の橘高審判員が「観衆による妨害はなく、判定通り、本塁打とします」と説明。ベンチでは昨季、甲子園で“幻弾”を放っている田中らからいじられている様子だった。