【パ・リーグ】

◆日本ハム4年ぶりリーグV 大谷15K完封10勝目

<西武0-1日本ハム>◇28日◇西武プリンスドーム

 日本ハム大谷は3回まで西武打線を無安打に抑える順調な立ち上がり。西武菊池も走者は出すが、粘りの投球で3回まで無失点。

 日本ハムは4回にレアードの左翼席への39号ソロで先制。西武は5回に森がチーム初安打を放つも6回までわずか1安打で無得点。

 日本ハム大谷は9回を投げきり、今季最多となる15奪三振の完封勝利で10勝目。チームを4年ぶりのリーグ優勝に導いた。

◆ソフトバンク2連勝 ロッテ初回7失点響く

<ロッテ5-10ソフトバンク>◇28日◇QVCマリン

 ソフトバンクは1回、打者12人の攻撃で大量7点を先制した。ロッテは2回、1四球に4連打を重ね、4点を返した。

 ソフトバンクは4回、長谷川の9号2ランで加点した。ロッテは5回、角中の左翼線への適時二塁打で1点を返し4点差とした。

 ソフトバンクは7回、長谷川の2打席連続ソロで加点した。中盤以降、継投で逃げ切り2連勝。ロッテは初回の7失点が響いた。

◆オリックスT岡田が決勝打 西は3年連続2桁勝利

<オリックス6-5楽天>◇28日◇京セラドーム大阪

 楽天が2回、岡島らの適時打で4点を先制。オリックスはその裏、中島の二塁打から好機をつくり、小田の適時打で1点を返した。

 オリックスは6回1死からT-岡田が右前打。続く中島が中堅左寄りに8号2ランをたたき込み、1点差に迫った。

 オリックスは7回、安達の適時打で同点、T-岡田の適時打で勝ち越した。先発の西は3年連続2桁となる10勝目を挙げた。

【セ・リーグ】

◆巨人2試合連続のサヨナラ勝利で2位確定

<巨人3-2中日>◇28日◇東京ドーム

 中日は初回2死一塁で福田が10号2ランを放ち、先制した。先発の大野は毎回走者を出しながらも無失点の立ち上がり。

 巨人は5回、亀井のニゴロで1点差に迫って、6回にはクルーズの犠飛で同点に追いついた。先発菅野は5回2失点で降板した。

 巨人は8回1死一、二塁の好機もクルーズ、小林誠が凡退して無得点。2-2の同点のまま2戦連続で延長戦に突入した。

 巨人は2-2の延長12回2死満塁、小林誠が中前打を放ちサヨナラ勝ち。2試合連続のサヨナラ勝利で2位を確定させた。

◆ヤクルト継投で1点差守る DeNA連勝5で止まる

<ヤクルト6-5DeNA>◇28日◇神宮

 DeNAは1回2死二塁から筒香の44号2ランなどで3点を先制。ヤクルトは2回に川端の適時打で2点を返した。

 ヤクルトは4回に中村の3号ソロで同点。5回に勝ち越されたが、その裏に雄平の適時打、西浦の6号2ランで2点リードとした。

 ヤクルトが、継投策で1点差を守りきった。勝率で阪神を上回り、単独4位に浮上。敗れたDeNAは連勝が5で止まった。