07年大学・社会人ドラフト1位で楽天へ入団した長谷部康平投手(31)が1日、球団から来季の戦力構想外を伝えられ、現役引退が濃厚だと明かした。

 スーツ姿で球団事務所に現れ「他の球団から声がかかれば分かりませんが、引退だと思います。トライアウトは受けません。やれることはやりました」と話した。通算110試合で11勝19敗、防御率5・37。今季は2試合に登板して0勝0敗、防御率11・57だった。

 同様に戦力外を伝えられた選手のうち、長谷部と同じ愛知・杜若高出身の山内壮馬投手(31)も引退の意向。後藤光尊内野手(38)、榎本葵外野手(24)は現役続行の道を探す。金無英投手(30)、育成の高堀和也投手(29)、岩崎達郎内野手(31)、育成の大坂谷啓生内野手(23)は未定。