野球選手育成を目的とした北海道ベースボールアカデミーの設立会見が3日、北海道・富良野市内で行われた。国籍、性別を問わず選手を募集し、富良野市内の民家を選手寮としてシェアハウスして、生活費はアルバイトをしながら、野球に取り組んでいく。プロ選手輩出を目的に、来春からプログラムをスタートさせる。

 西アフリカ・ブルキナファソの野球発展に携わっている出合祐太代表理事(33)が「夢を持った若者たちへチャンスを与えられる場をつくりたい」と、一般社団法人としてアカデミーを設立。関西中心の独立リーグ、ベースボール・ファースト・リーグとパートナーシップを結び、発展を目指す。

 同リーグと合同で、11月25日に富良野市、26日に旭川市、27日に札幌市でトライアウトを実施予定。対象年齢は15~25歳。受講料は5000円(保険料含む)。問い合わせは出合代表理事電話090・7517・0952、メールアドレスyutadeai@gmail.comまで。