日本ハムが今秋ドラフトの指名候補に近大の最速152キロ右腕、畠世周(せいしゅう=4年、近大福山)を挙げていることが15日、分かった。

 木田GM補佐、芝草、加藤両スカウトがこの日、わかさ京都で畠が先発した京大戦を視察。遊離軟骨による右肘痛を発症した9月3日同大戦以来の登板ながら、初回に150キロをマークし、握力の低下で5回2死三塁で交代するまで1安打6奪三振無失点の力投を見守った。常に150キロ台の速球を投げる好素材として最終リストに挙げた模様で、木田GM補佐は今春も「昨年から、いい投手だと見続けています」と高評価を明かしていた。