日本ハムは、2位から勝ち上がったソフトバンクを下し対戦成績4勝2敗(日本ハム1勝のアドバンテージ含む)で、4年ぶり7度目の日本シリーズ進出を決めた。

 日本ハムは先発のルーキー加藤が初回にソフトバンク松田の3ランなどで4点を先制されKOされる苦しい立ち上がりだったが、2回に中田の左翼への特大ソロ、3回には杉谷の適時打で反撃。4回に代打岡の2点適時二塁打、中島のスクイズで逆転に成功すると、5回には近藤の2点適時二塁打でソフトバンクを突き放した。

 投げては2回から登板した2番手バース以降、谷元、宮西と無失点でつなぎ、9回はこの日3番DHで出場の大谷が登板、自身の日本最速を更新する165キロを記録するなど3人で締めた。

 日本ハムは10年ぶりの日本一を懸けて、22日から開幕する日本シリーズで広島と対戦する。