ソフトバンク工藤公康監督(53)が日本ハムの強さを潔く認めた。

 初回に4点を先制したが、先発摂津を3回であきらめ、早めの継投に動いた。しかしリリーフ陣が踏ん張れずに、逆転負け。逆王手をかけられず、3年連続日本一の悲願は達成できなかった。「選手は死力を尽くして、戦ってくれた。すべてを出して、結果として負けたということ。日本ハムさんは強かった。悔しい思いでいっぱいだ。僕の力不足が一番だと思う。勝てるゲームはたくさんあった。采配を振ることでミスもあった。反省して来年に生かしたい」。選手の粘りを称賛。その一方で自らを指揮を反省した。