ラミちゃんのパフォーマンスが限定復活する!! DeNAアレックス・ラミレス監督(42)が今日20日のドラフト会議でくじ引き役を務めることが19日、正式決定した。1位指名は履正社・寺島成輝投手(3年)が最有力で明大・柳、桜美林大・佐々木、創価大・田中も候補に挙がる。4投手ともに競合の可能性がある。交渉権を引き当てたあかつきには現役時代の代表芸「ゲッツ」からのフレームアウトのパフォーマンスを敢行することを宣言した。

 監督就任後、シーズン中は一切のパフォーマンスを封印していたが「ユニホームを着ていないときは大丈夫。くじを引き当てたら、1日限定でゲッツからフレームアウトを披露するよ」。現役時代の代名詞「ゲッツ」復活の宣言だった。

 昨年も就任直後にドラフト会議に出席。競合の場合は、くじ引き役を務める予定だったが、今永の一本釣りに成功。ドラフト翌日の指名あいさつで、今永と並んで「ゲッツ」を連発。その日以来の復活となる。

 ドラフト会議を中継するTBS関係者は「くじ引きは通常、明暗が分かるように引きの絵になると思いますが、ラミレス監督のフレームアウトをどう映すか。検討しないといけない」。カメラワークもパフォーマンスには欠かせない要素となる。

 ラミレス監督もパフォーマンス披露に向け、細心の注意を払う。「パワーハンドの右手で引く。まずは当たりを引かないと始まらない。去年の真中さんのようにならないように注意しなければいけない」と“珍事”を教訓として胸にとどめる。意中の新戦力をラミレス監督が「ゲッツ」する。【為田聡史】