リオデジャネイロ五輪のレスリング女子58キロ級で金メダルを獲得して五輪4連覇を果たし、国民栄誉賞を授与された伊調馨(ALSOK)が始球式を務めた。

 大きな弧を描いた球は外角へそれたが「きょうは100点。チャレンジャーとして逃げずに戦えた」と笑顔だった。

 これまで始球式の依頼を断ってきたが、広島が前回日本一になったのが生まれた1984年であることに「運命的なものを感じ」引き受けたという。「カープに頑張ってほしい」とエールを送った。