広島は6回、本塁クロスプレーがリプレー検証の結果、アウトからセーフとなり勝ち越し点を奪った。この回一気に4点を奪い、地元マツダスタジアムで連勝スタートの広島緒方孝市監督(47)の談話は以下の通り。

 -今日も広島野球での勝利だった。

 緒方監督 (野村)祐輔が立ち上がり苦しそうに投げていたけど、6回までしっかり試合を作ってくれた。あとの投手もまた無失点に抑えてくれて、うちらしい野球ができたと思う、今日も。そういう試合内容だったと思います。

 -リプレー検証によって勝ち越した6回の場面。

 緒方監督 (田中)広輔がうまいことタッチをかいくぐって、ちょうどベンチから見ると追いタッチになっていた。今年はそういうルールでやっているので、リプレー検証を求めた結果、セーフになって良かったです。点の入り方もキク(菊池)がしっかり意表をつくバスターを決めてくれて、丸も走者を進めるセーフティーバントをしてくれた。1点を取りに行く中で、相手のミスが絡んだ得点となった。

 -今日もいろいろな作戦で動いた。

 緒方監督 動いているというよりも、いつもの野球をやっているだけ。特別な野球をやっているわけではない。

 -6回無死二塁では、犠打ではなく、バスターを選んだ。

 緒方監督 短期決戦で、バントが全て点にからむわけじゃない。シーズンいろんな形で攻撃をやってきて、選手がトライしてやってきてくれた。普段通りの野球ができているということでしょう。

 -エルドレッドの2戦連弾も大きかった。

 緒方監督 大きかったね。彼が一番飛ばせるところにボールがきたから。しっかり集中力を持って、このシリーズ入ってくれているので、いい仕事をしてくれています。

 -地元で2勝大きい

 緒方監督 もちろん、もちろん。2勝できたのは大きい。ただ今度は相手のホームグラウンドに行くわけなので、今までと同じく1戦1戦、自分たちの野球をやるだけ。(自ら切り出し)あと石原も書いておいてね。素晴らしいリードをしているから。

 -次は黒田が登板

 緒方監督 チームが勝つために投げてくれると思います。