プロ野球のフリーエージェント(FA)有資格者が権利行使できる手続き期間が31日、スタートした。新たにFA資格の条件を満たした選手ではオリックスの糸井嘉男外野手の動向が注目される。西武の岸孝之投手は権利を行使して西武も含めた国内球団と交渉する見込みで、DeNAの山口俊、ソフトバンクの森福允彦の2投手も行使する可能性がある。

 日本ハムの陽岱鋼外野手は残留を希望しているが、結論は出していない。中日の大島洋平外野手は行使せずに残留することを表明した。

 公示された88選手は11月9日までに在籍球団に意思を通知すれば、翌10日にコミッショナーからFA宣言選手として公示され、11日から他球団も含めた契約交渉が可能となる。