日本新薬が投手陣の好投と打線の援護で、初戦を突破した。今夏の都市対抗初戦で勝ったホンダ熊本と再戦。大畑建人内野手(25=大体大)福田泰平外野手(29=立命大)板倉健人内野手(24=立正大)が三塁打を放ち、1試合チーム最多3三塁打の大会タイ記録を樹立した。

 投げては先発のエース榎田宏樹(27=日本文理大)が8回途中まで3失点と力投。8被安打に「相手打線によく打たれましたが、大量失点を避けることができた。味方打線には助けられました。いい準備をして大会に臨めたと思っていましたが、きょう初戦を戦ってみて、やってきた準備が正しかったことを実感できました」と手応えを語った。