日本代表が強化試合でメキシコに敗れた。打線は3点を取ったものの、4回まで無安打に抑えられるなど苦戦。守っても2失策が失点に絡み、チームがかみ合わなかった。

 小久保裕紀監督(45)は「やっぱり、シーズンが終わってから時間が空いていることもあって、普段なら捉えられるボールがポップフライになっていた。紙一重のところだった。(先発の武田は)立ち上がりはヒット2本打たれましたが、その後粘れた。千賀はちょっとシーズン中のボールではなかった。3イニングでは修正は難しかった。(代打で起用の)大谷は3回から準備させていたので、何回かいくぞ、と言っていた。左対左でも大谷だと決めていた」と振り返った。

 11日にも同じメキシコと戦う。小久保監督は「打順は変えてやろうかと思います。あとはピッチャーの野村がいい立ち上がりをしてくれればと思います」と話した。