日本ハム上沢直之投手(22)が来季の巻き返しを誓った。15日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で契約更改交渉に臨み、今季年俸2400万円から野球協約の減額制限(1億円以下は25%)を超える1400万円ダウンの1000万円でサインした。

 今季は3月に右肘手術を受けた。シーズン中はリハビリに費やして1軍登板はなかった。「手術も初めて、肘を痛めたのも野球人生で初めてで、どうしていいか分からなかった」と、苦しかったシーズンを振り返った。

 14年に8勝、15年は5勝を挙げている右腕は、6年目となる来季へ「状態を上げれば勝負できると思っている。とにかく先発ローテに入って1試合でも多く投げたい」と、復活を期した。(金額は推定)