西武からFA権を行使して楽天に移籍した岸孝之投手(31)が30日、神奈川・箱根の大箱根CCで行われた西武の選手会納会ゴルフに参加した。

 ニアピン賞2つに加えてドラコン賞も獲得し、ベストグロスの78をマーク。しかし、109で回った岡田にハンディキャップで優勝を奪われ3位となり、「優勝で最後いい形で終われると思ったら、岡田に持っていかれました」と苦笑いを浮かべた。ハンディに助けられ、まさかの優勝を手にした岡田は、「実力です」とドヤ顔で胸を張った。

 岸が西武の球団行事に参加するのは、このコンペが最後。「自分1人の力ではでは、ここまでこれなかった」とチームメイトへの感謝を口にした。来季からの対戦に向けては、「実際にマウンドに立ってみないと雰囲気は分からないですが、楽しみにしています」。対戦したい打者を問われると、考えた末に栗山の名前を挙げた右腕。「栗山さんは敵チームにいたら嫌だろうな、と一番感じるので。浅村もブンブン振ってくる。中村さんやメヒアもいるし、秋山もいる。(抑える気持ちは)もちろんありますが、厄介ですね」と話した。