全日本軟式野球連盟は1日、東京都内で記者会見し、弾みすぎるとの声が多かった現行のボールから、飛距離を落とさずにバウンドを抑えられるよう改良したものを発表した。

 ボールは反発力を下げると飛距離も落ちるが、硬くして縫い目の数を増やすなどしたことで実現した。連盟の宗像豊巳専務理事は「低バウンドで飛距離は出る、まさに魔法のボール」と期待した。中学生以上を対象とした「M(メジャー)号」は17年12月、小学生までの「J(ジュニア)号」は18年の後半に発売予定。「M号」は18年の全国大会から採用される。