巨人村田修一内野手(35)が9日、「神奈川県立こども医療センター」を訪問した。

 長男閏哉君(10)が06年2月に超低出生体重児で誕生して同センター内の新生児集中治療室(NICU)で治療を受けたのが縁で、1安打につき1万円の「ささえるん打基金」を実施している。

 9回目の今年は、165万円(シーズン160安打+クライマックスシリーズ5安打)を寄付した。

 村田は「(基金は)NICUとの架け橋になりたいと思って始めました。小さいお子さんに元気をもらっているし、励みになる。僕も励みになれるように野球に取り組みたい。ずっと続けていきたい」と話した。