オリックスのドラフト1位ルーキー、吉田正尚外野手(23)が台湾で行われたアジア冬季リーグで格の違いを見せつけ「5冠」に輝いた。

 18日、同リーグの全日程が終了。ウエスタン選抜の主軸を務めた吉田は最終戦となった決勝戦でも3打数2安打3打点と活躍。通算成績は全18試合に出場し54打数30安打、6本塁打、29打点、打率5割5分6厘と圧倒的な成績を残した。

 打率、本塁打、打点、安打、塁打(57)はいずれもトップの成績で最優秀打者に輝いた。

 1年目の今季は故障もあり63試合の出場。それでも夏場以降の8月に4発、9月に6発を固め打ちし10本塁打。打率2割9分と強打者の片りんを見せた。来季の大ブレークが期待される。