来季2年目を迎える阪神マルコス・マテオ投手(32)に「おデブ禁止令」が出されていることが判明した。四藤球団社長が「気をつけるようにと言ってると思う。本人も分かってるでしょ」と明かした。金本監督ら首脳陣が、ぽっちゃりキャラの助っ人右腕に、きっちりとクギを刺していた。

 マテオは今季52試合に登板して20セーブ、防御率1・80。ただ、日本食がよほど口に合ったのか。来日してから、さらにおなか回りが目立ち、公称の体重107キロを上回っているようにも見えた。5月には右肩を負傷。5試合連続失点で2軍落ちするなど苦しんだ。シーズン終盤には安定感を取り戻したが、体調管理が課題なのは明らかだ。

 今季限りで退団したゴメスも、体重オーバーで来日したシーズンもあった。母国ドミニカ共和国に帰りオフを過ごすマテオは、昨季まで参加していたウインター・リーグには出場していない。気のゆるみはないと思うが…。守護神候補が、どのような体形で来日するのか。注目だ。【桝井聡】