巨人村田修一内野手(35)が21日、08年から続けてきた小児医療への支援活動「ささえるん打基金」への感謝状を神奈川県から贈られた。県庁を訪れ、黒岩知事から賞状を手渡された村田は「感動しました」と笑顔を見せた。

 06年に超低出生体重児で誕生した長男閏哉君(10)が同センターの新生児集中治療室(NICU)で治療を受けたのを機に、「神奈川県立こども医療センター」に1安打につき1万円の寄付を続け、9年間の総額は797万5000円に達した。「(小児医療には)息子を助けてもらったのでお金では計り知れないぐらい感謝している。少しでも多く貢献したい。できるだけ長く続けていくことが僕の使命。ずっと続けていくつもりです。1本でも多く貢献したい」と、さらなる安打量産を約束した。