中日亀沢恭平内野手(28)が26日、名古屋市の藤が丘駅前でトークショーと、もちつきを行った。寒空の下、約40分間のトークを展開。現在背番号53の亀沢は、着けたい番号を聞かれると「2番です」と即答。二塁のレギュラーで11歳年上の荒木が入団以来着けている番号を挙げた。

 プロ入り以来、ソフトバンクで育成選手として3年間を過ごし、14年オフ年に支配下選手契約で中日に移籍。昨季は荒木とレギュラーを分け合うほど食らいついた。常にベンチでは隣に陣取り、技術や心構えを教わる師弟関係になっていた。だが、今季は前年の半分近くにとどまる59試合出場で、荒木を超えられなかった。大先輩の壁にはね返された格好になり、トークショー後の取材では「レギュラーを取らないといけない。全力で取りにいく」と強い決意を口にした。