東都大学リーグの亜大が6日、東京・日の出町の同大グラウンドで始動した。

 生田勉監督は「冷静に見て戦力的には劣っていないと思います。左右2人の投手がいる時に結果を出したい」と分析した。

 指揮官の期待を背負う1人が、最速151キロ左腕の高橋遥人投手(3年=常葉橘)だ。体重は入学時から15キロ増の82キロ。球速も3年間で約10キロ上がった。「チームの戦力になることが(プロへ行くためにも)1番のアピールになる。だれにも負けたくない」と意欲満々。3季連続の開幕投手も視野に入れる。

 187センチ、90キロの大型右腕、嘉陽宗一郎投手(同=松山聖陵)は「1、3戦目を投げて勝てる投手になりたい」とこちらも意識は高い。進路は、ともにプロ1本で勝負する構えだ。