大リーグのインディアンス、レッドソックスなどで活躍したマニー・ラミレス外野手(44)が、独立リーグの四国アイランドリーグ(IL)plusの高知に入団することが決まった。同地入りしていた高知関係者との交渉がまとまり、正式契約を交わした。契約期間は当面は前期の3カ月の見込み。歴代15位となる通算555本塁打の記録を持つスラッガーが、南国土佐の地で現役復活への第1歩を踏み出すことになった。

 ◆四国ILの契約 通常の選手は月給約10万円を支給される。高知では総人件費を1億円以内に抑えたい方針があり、そのなかから選手の給料が支払われるため、大物のラミレスでも総額で多くても数百万円程度になると予想される。1年契約が基本だが、給料は年俸ベースではなく月給制を敷く。前後期を戦い、昨季は6、7月に約2カ月間、公式戦が行われなかったが、高知ではその間も減額して選手に給料を支払った。15年、レンジャーズを自由契約となった藤川は6月に高知に入団。月給を辞退し、0円の登板日契約を結んだ。藤川は翌16年、4年ぶりに阪神に復帰した。09年に在籍の伊良部は契約金、出来高払いはなく月給は18万円程度とみられていた。