今秋ドラフト候補として注目される奈良学園大・宮本丈内野手(3年=履正社)がラストイヤーに挑む。11日、奈良・生駒郡の同校グラウンドで始動。宮本は主将としてチームを引っ張る。

 昨年の明治神宮大会・準々決勝、延長10回タイブレークで大会史上初となるサヨナラ満弾を放ち、周囲からの注目度が上がった。知り合いに会う度に「頑張ればプロに行けるんやな」などと声をかけられるようになり「頑張らなあかんと思う」と期待に応えるつもりだ。

 今年の初詣は下鴨神社を訪れ、おみくじで「1番大吉」を引いた。「4年間で一番いい年に、後悔ないように」と運も味方につけて、最終学年でのアピールを誓った。