昨夏の甲子園で3戦連続本塁打を放った作新学院(栃木)入江大生内野手(3年)と、高校通算29本塁打の横浜(神奈川)公家響内野手(同)が1日、東京・府中市にある東京6大学リーグの明大野球部合宿所へ入寮した。

 入江は、甲子園で「3番一塁」として優勝に貢献したが3年春まではエース。大学では投手として将来的にプロを目指す決意だ。「甲子園で打った3本は、応援や人の力で打たせてもらったもの。大学では投手としてやっていきたい。目標は柳さん。いつか超えてみたいです」と明大の先輩で中日ドラフト1位の柳裕也投手(22)を目標にした。公家は楽天ドラフト1位の藤平尚真投手(18=横浜)の奮闘ぶりを励みにする。「藤平といつか同じ舞台でやりたいという気持ちは強く持っています。ここぞのチャンスで打てる打者になりたいです」と言った。