首都大学リーグの東海大の新監督に就任した安藤強監督(53)が4日、神奈川・平塚市内の同大グラウンドで初めてユニホームに袖を通し、指導を行った。昨年は春、秋ともにリーグ優勝を逃し、横井人輝前監督が退任。巻き返しを誓って、前社会人代表監督の安藤新監督の下で再スタートを切る。

 選手たちの競争意識を刺激する。例年ならA班、B班と分け、キャンプは別の場所で行ったが、今年は全員が沖縄キャンプに帯同予定。安藤監督は「横一線で見たい」と説明した。社会人野球のホンダの監督時代には長野(巨人)らを擁し、09年の都市対抗で優勝。「ああいう柱になるような選手を育てたい」と意気込んだ。