広島は第4クールの2日目が終了。フリー打撃にジャクソンが登板。新外国人のペーニャも日南入りしてすぐに体を動かした。広島緒方孝市監督(48)も送球を受ける役でペーニャのノックを手伝った。

 -外国人への環境適応のアシスト

 緒方監督 あいさつしただけよ。ただまだまだ来たばっかりだったしね。今日は暖かいし、気温も上がってるからよかったけどね。気持ちも高ぶっているだろうけど、ケガだけはしないようにね。

 -日南に来てすぐに動く意欲

 緒方監督 本人と話をしたなかで、1月の中旬から後半くらいまでリーグでプレーしていたと言っていた。だから投手の球も見ていたし、実戦感覚は残っていると。どんどん動いていって、感覚を忘れないようにしっかりやっていきたいと言っていた。

 -焦らさずに

 緒方監督 まだ何も言うことはないし言えない。ただ慎重にやってもらいたいね。ケガされては困る。頭では大丈夫だと思っていても、ということがあるからね。あまり焦らずに、様子を見ながら。こちらもプレーを見ながらになる。

 -フリー打撃ではジャクソンが登板して圧倒

 緒方監督 そうね。彼はキャンプの始めからぶっ飛ばしているからね。

 -ブレイシアの加入の好影響か

 緒方監督 それでもあるだろうね。あとはジャクソンは2年目だし、やるべきことは分かっていると思うよ。自分の置かれている立場も分かっていると思う。キャンプ前に競争と言ったけど、それは何も日本人だけじゃなくて、外国人もベテランも新人もみんな入っている。それを認識してやってくれていると思う。

 -エルドレッドが打撃を再開

 緒方監督 無理するなよとは言ったよ。でもバットを振れているから痛みもやわらいできているんだろう。日に日に良くなっていると思う。彼は日本に来てもう長いし、年齢も重ねているから。自分の体のことは分かっている。

 -明日は対外試合。期待することは

 緒方監督 1日1日やってきたことをしっかり出してほしい。こちらは結果だけを見ているわけじゃないから。ここまでキャンプはいい状態で来ている選手が多いからね。やってたことを出せるか、というところで見せてほしい。