右膝関節炎のため別メニュー調整が続いていた阪神糸井嘉男外野手(35)が今キャンプ初めて屋外でフリー打撃を行った。福留、鳥谷のフリー打撃に飛び入りで参加。34スイング中、ヒット性は16本、柵越え6本という結果だった。31スイング目には右翼ポール際に推定140メートルの特大アーチを掛けるなど球場を沸かせた。

 報道陣に囲まれた糸井は「外で打てて良かった。ずっと日の当たらないところでやっていたので、気持ちよかった」と晴れやかな表情。見守った金本知憲監督(48)は「さすがというか。インパクトも強いし、ポイントもいいし、打球も落ちないし、距離も出ているし」と大絶賛だった。【阪神担当 桝井聡】