新加入の阪神エリック・キャンベル内野手(29=メッツ)が昨季、パ・リーグ本塁打王の日本ハム・レアードから「オープン・マインド」のアドバイスをもらったと明かした。

 前日25日、日本ハムとのオープン戦が行われた名護で2人は歓談。“成功のコツ”を聞いたという。

 「オープン・マインド、何事にもこだわらずにおおらかな広い心を持って過ごせばいい結果が出る。野球だけにかかわらず、すべてが新しい経験だから拒絶せずに楽しめばいい。そうすればうまくいくのでは」と言われたそうだ。

 米国では有名ではなかったため人気球団・阪神での取材攻勢には戸惑っていると言いながらも「でもストレスじゃないよ。今のところ、いやなヤツもいないしね(笑い)。注目されるのはありがたいと思っている」。スシポーズでも人気者になったレアードの教えを早くも実践中だ。

 キャンプ最後の実戦となる今日27日の紅白戦にも出る。「試合で結果が出るのはいいことだが、いまは毎打席、ボールをしっかり、強くたたくことを意識している」と冷静に話した。【編集委員・高原寿夫】