独立リーグの四国IL・高知と契約した元メジャーリーガーのマニー・ラミレス外野手(44)が9日、高知市内で入団記者会見し、「野球を愛する人間として何ができるか、そういうところを見てほしい」と意気込みを語った。

 通算555本塁打を放ち、米大リーグの歴史に名を残す強打者は、「日本でプレーするのは夢の1つだった。独立リーグであっても学び続けたい」と来日を決めた理由を説明。将来的な日本野球機構(NPB)のチームへの移籍についても、「機会があれば自分の力で役に立ちたい」と意欲を見せた。

 背番号は「99」で、登録名は「マニー」に決定。駒田徳広監督(54)は「超一流の選手が来てくれるだけでうれしい。そういう選手だと思う。期待するというよりも姿を見て若い人たちがまねてもらうことが大事。立ち居振る舞いを見てもらいたい。彼らに気づいたことは教えてあげて欲しい」と期待した。マニーは10日から全体練習に参加する予定。リーグは4月1日に開幕する。