侍ジャパンが、イスラエルを破り無傷の6連勝。2次ラウンドE組を1位で突破し、4大会連続の準決勝進出を決めた。小久保裕紀監督のコメント。
「一番は信じるということ。送り出した選手を信じる、自分の決めたことを信じるということを、自分に言い聞かせていた。それだけでした」。
韓国に準決勝で逆転負けを喫し、初代王座を逃した15年のプレミア12から1年4カ月。
「次は一番難しい準決勝。何とか乗り切って世界一になりたい」。
その他の一問一答は以下の通り。
-準決勝進出決定。率直な感想は
小久保 アメリカに進む上で、有利な位置にいるのは分かっていた。先発の千賀がよく抑え、筒香のホームランからつながった。厳しい戦いが続いたが、大歓声に後押ししていただき、選手も勇気づけられ、アメリカに行くことになりました。ありがとうございます。
-千賀の投球は
小久保 先発を言い渡したのも少し前だったし、調整も難しかったと思うけど、本当にナイスピッチング。いいところからフォークが決まっていた。
-開幕から負けなしの6連勝で決めた
小久保 なかなか厳しい戦いだった。とにかく勝ったらその日のことは忘れて、次の試合に集中した。
-要因は
小久保 こんなにホームランが出るとは思わなかった。スイングが鋭くなり、効果的な1発が出た。振り返ってみれば、打ち勝った試合が多かった。
-いよいよアメリカに向かう
小久保 選手の入れ替えはしない。パワーで対抗できるとは思っていない。守備からリズムを作る。先発の球数制限が95球になり、組みやすくなる。捕手の小林を中心に守って、スキを見つけて攻めたい。